キャビスパの効果

夕方になると靴がきつくなる、指輪が抜けない、朝起きると顔がむくんでいる……こんな経験はありませんか?

「むくみ」は体内に余分な水分がたまった状態です。ふつう、体内で不要になった水分や老廃物は、全身に張りめぐらされた静脈やリンパ管によって回収◇排出されます。でも、運動不足や不規則な生活、冷えなどの原因によって、血液の循環やリンパが滞ると、その機能を果たせなくなってしまいます。
リンパの流れがとどこおるなると、まずむくみがあらわれ、さらに冷え、肩こり、肌荒れ、疲れ、肥満、免疫力低下……といった負の連鎖がはじまります。むくみを感じても「一過性のもの」と判断してほうっておくと、いつのまにか慢性化して、肌に張りがなくなったり、太りやすくやせにくい体、疲れやすく病気にかかりやすい体へと変化してしまうおそれがあります。
そんな状況を改善するのがキャビスパを使ったマッサージ。キャビスパのマッサージによって流れをよくし、体内にたまった老廃物や脂肪、毒素などを排出するものです。マッサージというと、施術に痛みをともなうものや、技術が専門的なものもあります。でも、キャビスパを使ったマッサージは、リンパ節の位置など、基本的なことを頭に入れておけば、誰でも気軽にできるマッサージです。強い力も必要ありません。

キャビスパを使ったマッサージやツボの刺激によってむくみを解消し、顔や体のラインを引き締めたり、体調不良を初期段階で改善するためのキャビスパを使ったマッサージを、「頭・首・肩」「上半身」「下半身」と施術部位ごとに分けてシンプルに紹介します。みなさんの健康と美しさに、キャビスパが少しでも貢献できればと願っております。

リンパって何?
私たちの体の中には「リンパ管」という管が、血管に沿って網の目のように張りめぐらされています。リンパ管の中には体液の一種である「リンパ液」が血液と同じように体内を循環しています。
リンパ液は全身をめぐりながら、内臓や筋肉、血液などに栄養を運んだり、水分を調節したり、老廃物や脂肪を回収して排出したりします。リンパ管の途中には「リンパ節」という中継地点があり、異物の混入をチエックして老廃物をろ過したり、白血球の量を調整して免疫機能を正常に保つ働きをしています。
リンパ節は、鎖骨のくぼみ、ワキの下、足の付け根(鼠径部(そけいぶ) )、ヒザの裏側など、体のさまざまな場所にあります。体内の老廃物は、ふつうは静脈を流れて心臓に戻り、腎臓でろ過されて排出されます。しかし、老廃物が多すぎると静脈に入りきれません。
そこで、入りきれなかった老廃物はリンパ管によって回収され、鎖骨のリンパ節(頚部リンパ節)に集められて、大静脈、腎臓を通って体の外へと排出されます。
リンパ節やリンパ管、リンパ液などを総称して「リンパ」といい、キャビスパを使った「マッサージ」とは、管を刺激して液の流れをよくし、体内にたまった老廃物、毒素、脂肪などを排出するキャビスパマッサージのことです。

流れとは?
「人間の体の7割は水分」とよくいわれますが、体液はおもに血液、リンパ液、組織液(組織間液、細胞間液)などで構成されています。そして7割以上を占めるのがリンパ液です。
心臓で作られた新しい血液は動脈から毛細血管へと流れ、体中に栄養や酸素などを運びます。同時に、老廃物などは静脈や管が受け取り、心臓へ戻っていきます。
ただし、静脈は一定量の老廃物や水分しか受け取って処理できないため、あふれたぶんは管が請け負うことになります。
また、静脈はたんぱく質や脂肪を運ぶことができませんが、管は老廃物をはじめ、脂肪やたんぱく質、糖質、毒素、乳酸、化学物質などをリンパ液に乗せて運び、体外に排出できます。そのため、美容においても健康においても、リンパの流れはとても重要な問題です。
動脈を流れる血液は、心臓という強力なポンプによって勢いよく送り出されます。しかし、リンパ管にはそうしたポンプがないので、リンパ液のとてもゆっくり。筋肉や内臓の動き、呼吸による横隔膜の動きなど、周囲からの刺激によって流れています。
そのため、老廃物の量が増えたり、運動不足で筋肉を動かす機会が減ったりすると、リンパ液の流れはすぐに悪くなり、「むくみ」をはじめとする体調不良の原因となってしまいます。一日中デスクワークをしていると、足やふくらはぎにむくみを感じるのもそのため。だから、運動を心がけたり、キャビスパを使ったマッサージなどで外部から刺激を与えることが必要になってくるのです。

リンパの流れが悪化なるとどうなる?
リンパの流れが滞ると、まず余分な水分や老廃物、毒素などが皮下組織にたまります。その結果、免疫機能などに支障を来し、次のようなさまざまな症状があらわれます。

▼むくみ
むくみは、皮下組織に過剰な水分がたまった状態。キャビスパを使ったマッサージをしないと流れが滞り、体内の水分や老廃物の回収を十分におこなえないためにあらわれる典型的な症状です。
そしてむくみは、冷えや疲労、肩こり、肌荒れ、肥満といったさらなるトラブルを引き起こす原因となります。「夕方、靴がきつくなったり、指輪を外しにくくなる程度のこと」などと甘く見ていると、むくみが慢性化して大変なことになってしまいます。

▼冷え
リンパ管は血管と密接に関係していて、リンパの流れが悪いと血液の流れも悪くなります。そして冷えは、血管が収縮して血流が悪くなることで起きます。血液は体の細胞に栄養や酸素を運んでいるので、その働きに支障が出ると、肩こりや肌荒れ、疲労など、さまざまな体調不良をまねきます。
また、血行が悪くなることでリンパ液の流れもさらに悪くなるので、悪循環のスパイラルにますますはまっていきます。キャビスパを使ったマッサージで解消を

▼肩こり/疲れ
体が冷えて血行が悪くなると、疲労物質(乳酸)の排出もうまくできなくなります。疲労物質がたまることで起きるのが、肩こりです。また、疲れがずっと抜けずにいることで体調を崩し、風邪を引きやすくなったりもします。キャビスパのマッサージで流れをよくすることは血行促進にもつながるので、疲労物質も血液に乗って排出されるようになり、肩こりの症状も改善されていきます。

▼肌荒れ
血行不良は代謝の悪化も引き起こします。代謝が悪くなると、古い角質がたまって肌がくすんだり、ニキビができたり、張りがなくなってシワやたるみができるなど、肌のトラブルが次々とあらわれます。
肌に張りがないと流れも悪くなるので、さらにむくみがひどくなることも。早めにキャビスパを使ったマッサージで解消しましょう

▼肥満
リンパ管は脂肪も回収するので、その流れが悪くなると、恐ろしいことに脂肪がたまりやすくなります。ふつうの脂肪は運動や食事などで落とすことができます。
しかし、脂肪のまわりに老廃物や水分がたまると、それらが脂肪に付着して「セルライト」という肥大化した脂肪細胞ができてしまいます。
セルライトは分解されにくく、さらに脂肪を蓄積していきます。肥大化した脂肪はリンパ管や血管を押しつぶし、さらに流れが悪くなります。血行が悪くなると基礎代謝量も落ちるので、ますますやせにくく太りやすい体に。
セルライトはお尻や脚、二の腕など、体の気になる部分にできやすく、ボディラインを崩す元凶です。また、太った人に限らず、一見やせている人にもセルライトは見られるので要注意です。
このように、リンパの流れが悪くなり、排出されるべきものが体内にたまっていると、むくみにはじまって、肥満や体調不良にまで発展してしまいます。むくみは、体からの重要なサイン。
一過性の症状に留まっているうちにキャビスパを使ったマッサージなどで対処し、できるだけ早く正常に戻すことが大切です。

リンパの流れはなぜ悪化する?
リンパの流れが悪化なると、さまざまな症状があらわれ、それらがさらに働きを阻害するということがわかりました。では、そもそも何がきっかけでリンパが滞るのでしょうか。
毛細血管と各細胞同士の栄養や酸素、老廃物のやりとりは、血管中の圧力や皮下組織の圧力といった力を利用しておこなわれています。心臓から送り出された血液が流れる動脈側は皮下組織よりも圧力が高いので、水分が押し出されて、いっしょに栄養や酸素が細胞に送られる。逆に、静脈側は皮下組織よりも血管内の圧力が低いので水分が流れ込み、それによって細胞から老廃物や二酸化炭素を回収します。
たとえば「張りがある」といわれる肌は、皮膚に弾力があって皮下組織圧も高い状態で、静脈に水分を押し出すことができます。しかし、肌に弾力がないと皮下組織圧が低く、きちんと水分を押し出せなくて、皮下組織に水分や老廃物がたまることになります。これが「むくみ」です。

皮下組織の水分が増えると、静脈よりも処理能力があるリンパ管が働いて排出しようとします。しかし、限界があるので、その働きを助ける筋肉の動きなどが少なければ流れは滞ってしまいます。リンパの流れが滞る主な原因としては、次のようなものが挙げられます。

▼運動不足/筋力不足
リンパ液も血液も、筋肉の動き(伸縮)によって圧迫されて流れます。そのため、運動不足の状態ではこうしたポンプ機能が弱くなり、流れも悪くなります。デスクワークが中心で、1日のほとんどを座った状態ですごすという人は、足のむくみを感じやすいはずでまた、そもそも筋肉が少なければポンプ機能も弱くなります。男性よりも女性のほうがむくみやすいのも、筋肉量の差によるものです。

▼冷え
体温が低くなると、血液の循環も悪くなります。急な気候の変化や、冷房をかけっぱなしの睡眠などで体が冷えると、その影響で流れが悪くなります。
血液の循環が悪くなると、皮下組織に水分がたまり、むくみを誘発します。むくみがあらわれるとどうなるか……というのは前述の通りです。体を冷やすことも、流れが滞る大きな一因となります。

▼体を締め付ける衣類
「シャワーの水圧」程度の力でも影響を受けるくらいデリケートです。きつい下着や服を身につければ、十分リンパの流れを阻害することになります。
圧迫によってリンパ管がつぶれたりすれば、流れは悪くなり、水分や老廃物がたまりやすくなります。スタイルをよく見せようとすることが、かえってボディラインを崩す原因になっているというわけです。

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